Management_System
統合マネジメントシステム
統合マネジメントシステムとは
統合マネジメントシステム【GMS:Generic Management System】
本来、マネジメントシステムの仕組みはひとつでありISO9001やISO14001の仕組みは、品質という側面から見たものであるか、環境という側面から見たものであるかの違いにすぎません。品質・環境の2つの仕組みを運用し続けることは現実的ではなく、ひとつの統合されたマネジメントシステムとして整備されるべきものです。わたしたちは業界では初めて、品質・環境管理における“国際規格の統合認証”を取得いたしました。
統合マネジメントシステムの特徴
環境ISO14001と品質ISO9001、2つの国際規格以外にも労働安全衛生のOHSAS18001、情報セキュリティー管理や個人情報保護のISO/IEC17799、苦情マネジメントシステムCMSAS86:2000などの規格があります。 個々のマネジメントシステムでは事業の一部しか対象とならない場合もありますが、環境や品質、労働安全衛生のいずれとも関係しない事業活動はほとんどありません。 このため、“統合マネジメントシステム”は事業全体を包括したものであることが基本原則となります。建設業や製造業では、ISO14001は環境部門、ISO9001は品質保証部門、またOHSAS18001は労働安全部門など別組織で管理され、多重管理されている事がほとんどです。“統合マネジメントシステム”はそれぞれ別のシステムとして維持管理されている各規格の共通部分を統合して無駄を無くすと共に、相乗効果によって各規格のメリットの拡大を狙ったものです。 池田印刷株式会社は2004年3月、国内の印刷企業としては初めて、品質・環境2つの国際規格を満足する“統合認証”を審査機関「BSIジャパン」から取得致しました。その効果を最大にするために、工場だけでなく本社を含めた全部門で同一のマネジメントシステムを導入しています。