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Quality_Management
品質管理

カラーマネジメントシステム

見た目と勘だけに頼ったカラー調整でカラーマネジメントシステム(以下CMS)は成り立ちません。そしてCMSに数値的な管理技術は欠かせません。
例えば、同じ原稿なのに2人の印刷オペレーターが、数値的基準がなく2人それぞれの好みで刷っていると、当然濃度や色相が違うものが刷り上がってしまいます。

CMSは、印刷工程の「安定化」が求められます。
デジタルで制作されたプルーフCTPプレートは絶対値を持っています。
つまり1%と入力すれば1%で出力できるので、色修正などの変更はすべてプリプレス側で処理した上で刷版を出力します。

そして“数値で管理された”印刷機側で色を直す(変動させる)ことなく常に同じコンディションを保ち印刷を続けていけば、顧客の意図する印刷物が刷り上がるということになります。

つまりプリプレスで保証され、絶対値を持った「色」を、”数値で管理された“印刷機で安定して刷ることで「品質管理」が達成されるというストーリーとなり、これを実践することが印刷工程の「安定化」に繋がります。

そして最終的には人間の目、感性が最終的に介入して品質を判断しなければ良い製品は完成しません。


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