レンチキュラー「チェンジ」
角度で、絵が切り替わる。
動かした瞬間に“おっ”と言わせる、体験型の特殊印刷。
レンチキュラー「チェンジ」とは?
レンチキュラー チェンジは、細かなレンズ状のシート(レンチキュラーレンズ)越しに見ることで、見る角度によって2枚以上の絵柄が切り替わって見える加工です。画像を細い帯状に組み合わせ、レンズのピッチに合わせて精密に位置を合わせることで成立します。
おすすめの使いどころ
- 商品PRカード/店頭POP:「Before→After」「通常→限定」「A→B」など、比較が一瞬で伝わるのが強み。目を止めさせる力が強いです。
- 展示会・イベントの案内DM:手に取って動かしてもらえるので、会話のきっかけになりやすい。
- 名刺・自己紹介カード(こだわり用途):ロゴ↔顔写真、作品↔完成形など“切り替え”が刺さります(ただしコストは上がりやすいので、勝負どころ向け)。
加工サンプル・モックアップ

豆知識・トリビア
レンチキュラーは、表面に「かまぼこ状の細いレンズ」がびっしり並んだ構造で、英語ではその溝(レンズ列)を lenticules と呼びます。見え方が安定する距離(観察距離)も計算に入るので、手持ち用と壁面用で“作り方の前提”が変わります。
注意点
- ピッチ(レンズの細かさ)と解像が命:ここが合わないと、切り替え時ににじみ(ゴースト)や縞っぽさが出やすくなります。
- 細い文字・細線・細かい柄は避ける:「キレの良い小さな文字」を読ませる加工ではありません。情報は大きめ・太めが安心。
- “AとBの共通部分”を作ると綺麗:背景やレイアウトが全く違う2枚を切り替えるとチラつきやすいので、背景色や構図の共通化が効果的です。
- 見せ方の動きがある(横方向/縦方向):設計によって「左右に振ると切り替わりやすい」「上下に動かすと切り替わりやすい」があります。用途(手持ち/掲示)に合わせるのがコツ。
おすすめの加工コンビネーション
- 角丸/型抜き(ダイカット):“特別感”が一気に上がります。名刺やノベルティカードで相性◎。
- 裏面の通常印刷(説明・QR・連絡先):表は体験、裏は情報で役割分担。実務で使いやすい定番です。
- 厚紙貼り合わせ(しっかり感):手に取ったときの剛性感が上がり、販促カードの説得力が増します。
印刷コンシェルジュのひとこと
レンチキュラー チェンジは、デザイン力というより「情報を削る勇気」が仕上がりを決めます。まずは「切り替えで何を伝えるか」を1個に絞って、そこだけを強く見せる設計がおすすめです。